FAAによれば、競技場やスタジアムなどで行われるイベント開催中とその前後1時間は、イベント会場の上空3000フィート(約910メートル)未満と会場から3マイル(約4.8キロメートル)の範囲を「航空機」が飛ぶことは認められていないと規定した。
そしてこの「航空機」の中にはドローンも含まれるとして、航空情報の一種であるNOTAMに新たにFDC 4/3621としてドローンに関する記述が追加されており、これによりMLB・NFL・NCAAなどのスポーツに関するイベント試合の他、自動車のレースイベントなどの開催地周辺でもドローンを飛ばすことは禁止と明確に示した。
実際、2014年ブラジルワールドカップではフランス代表のトレーニングの様子をドローンが盗撮する事件が起きている。
他にもサッカーの試合の様子をドローンで空撮したムービーがYouTube上に公開されていたり、2014年10月に行われたEURO 2016予選のセルビア対アルバニア戦では、試合中ピッチにドローンが乱入して試合が没収試合となった。
FAAはこれらの状況を踏まえ、既定の追加をしたと想定できる。
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