2014年11月28日金曜日

スマホサイズドローン「Anura」

スマーフォンサイズのドローン「Anura」が製品販売に向けて資金調達をしている。
目標額は10万ドルで、現在は6万7000ドルを超える支援が集まっている。





ドローンはiPhone 6より多少大きく、iPhone 6 Plusより小さい。
重さはiPhone 5sとほぼ同じとなる113グラム。

専用アプリが用意されており、スマートフォンの画面でドローンのカメラ映像を確認しながら、ゲームのような仮想コントローラーで操作できる。

コンセプトデザインの中にはスマホケースと一体になったようなものあり、いずれはそういったモデルも登場するかもしれない。


鳥形ドローン「Bionic Bird」

鳥のように羽ばたき、スマホで操作できる飛行ドローンのおもちゃ「Bionic Bird」が注目されている。
現在資金調達中だが、既に目標金額を超えている。

通信範囲はおよそ100メートルで、スマホアプリならではの直感的な操作に対応。卵型のポータブル充電器を使ってバッテリーをチャージし、12分の充電で8分ほどの飛行が10回楽しめる。

市販版は早ければ2015年3月に小売店などで149ドルで販売される予定。公式サイトでは12月5日から予約を受け付けます。また、2016年の冬までに、尾翼のコントロールによる高度な飛行や、静止飛行、ライブカメラの搭載などを順次実現していくとしている。

システムファイブが産業用ドローン市場に参入

株式会社システムファイブ(東京本社:東京都千代田区、代表取締役社長:河野 雅一)と産業用ドローン(無人飛行機・マルチコプター)開発大手の株式会社ケイアンドエス(本社:愛知県名古屋市中区、代表取締役社長:菅木 紀代一)は、2014年11月18日、産業用ドローン分野における業務提携を締結した。
同時に株式会社システムファイブはPRODRONE(プロドローン)事業部を発足させ産業用ドローン市場への参入を発表した。

PRODRONE(プロドローン)は、販売先は一定の基準をクリアした法人に限定し、管理者への一定期間の飛行、安全に関する講習の受講、飛行ログの徹底、損害賠償責任保険への加入、飛行ログに基づく定期保守メンテナンス契約の締結など様々な安全対策を徹底した上でワンストップのサービスを提供する。


ドローン撮影動画販売のプラットフォーム「Airstoc」

Airstoc」は、高品質で格安なドローン動画のマーケットプレイスだ。

掲載されている動画の購入と、自分が求める映像を撮影するために、このプラットフォームを通じて、ドローン撮影者を雇うことも可能だ。
掲載さえている動画には、価格($)以外に、撮影場所(緯度・経度)、日時、撮影に使用したドローンやカメラの機種名、動画サイズ、秒数、フレームレート、フォーマット等も情報として記載されている。
動画の価格は2~3万円が多いようだ。


Linux Dronecodeを開発

先日Linux財団が発表したのは、ドローンソフトウェアの開発を推進していく「Dronecode」というプロジェクト。3D RoboticsのCEO、Chris Andersonいわく「これは大規模なドローンの活用を目指している」という。

ここで開発されるものは大きく分けて3つあり、

3DRがスポンサーとなっているAPM(コプター、飛行機、車両に内蔵されたコントローラーのための自動航行ソフトウェア)、MissionPlanner、DroidPlanner(ノートパソコン/Androidベースの飛行経路管理)、そしてMavLink(飛行情報の通信)が含まれる。
また、3D RoboticsのPixhawkフライトコントローラーに採用される最先端の自動飛行技術、PX4 projectも視野に入れている

とのことだ。



イギリスでドローンと航空機がニアミス

『Daily Mail』紙が報じた同委員会の報告によると、定員74席の旅客機「ATR 72」から「80フィート(約24m)以内」の距離を、クアッドコプター1機が「意図的に」飛行したという。

問題のドローンは、その飛行経路と高度から、着陸する旅客機との衝突を意図したものだろうと同委員会は述べている。

報告には、ATR 72のパイロットと航空管制塔との通信内容が含まれている。その中で管制は、問題の赤と白の航空機がおそらくクアッドコプターであるとし、「付近で数回目撃されている」と述べている。

英国で事件が報告された少し前の2014年3月には、米国でも、フロリダ州タラハシーの空港近くで、旅客機と、「迷彩色にペイントされた」ドローンが衝突しそうになる出来事があった(日本語版記事)。この時は高度が600mを超えていたという。

2つの事件とも、問題のドローンも、その操縦者も見つかっていない。高性能ドローンが手ごろな値段になっており、ヨセミテ国立公園に墜落した事故など、その無計画な飛行の報告が世界中で増加している。


ALSOK ドローンで空から点検するサービスを開始

綜合警備保障(ALSOK)は12日、ドローン(無人飛行ロボット)を活用し、メガソーラー施設の点検などに活かすサービスを発表した。既存契約先を対象にしたプレサービスを10月1日から開始する。

ALSOKではドローンを活用した2つのサービスを展開する。

1つめは、施設空撮サービス。飛行ロボットによる空撮画像より生成した3次元地形データにより、建設用地選定の支援を行う。また、定期空撮を実施し画像によって工事進捗管理の支援も行う。

2つめは、パネル点検(ホットスポット探査)サービス。飛行ロボットに備わった可視カメラと赤外線カメラにより、ホットスポット発生の疑い箇所を短時間で発見できるようになる。

これまでALSOKは、メガソーラー発電事業の安定的な運営をサポートするリスクコンサルティングサービスや、監視カメラやセンサーを活用して施設を守る機械警備サービスを提供してきた。現在、メガソーラー施設に対するALSOKの警備サービスのシェアは、約70%に達しているという。

全国各地でメガソーラー施設が稼動しており、2014年3月に稼動件数は1,000件を越え、今後も施設の増加傾向は継続する見込み。事業者にとっては、広大な敷地を有する施設を効率的に維持管理する手法の開発が今後の課題となることから、ALSOKではドローンを活用した施設管理支援サービスの開発や実証実験を進めていたという。


米GoPro ドローン販売か

米Wall Street Journalが11月27日(現地時間)は、ウェアラブルカメラと付属アクセサリのメーカーである米GoProが、来年中にもカメラ搭載ドローン(無人航空機)を発売すると関係筋の情報として伝えた。
自社製の高精細カメラを搭載し、価格は500~1000ドル(約6万~23万円)になるという。

GoProは様々な形態のマウントカメラを販売しており、市販のドローンにカメラを取り付けることも可能だ。
また、米3D Roboticsのように、GoPro搭載を前提としたドローンを販売しているメーカーもある。

3D Robotics IRIS+