2014年11月28日金曜日

ALSOK ドローンで空から点検するサービスを開始

綜合警備保障(ALSOK)は12日、ドローン(無人飛行ロボット)を活用し、メガソーラー施設の点検などに活かすサービスを発表した。既存契約先を対象にしたプレサービスを10月1日から開始する。

ALSOKではドローンを活用した2つのサービスを展開する。

1つめは、施設空撮サービス。飛行ロボットによる空撮画像より生成した3次元地形データにより、建設用地選定の支援を行う。また、定期空撮を実施し画像によって工事進捗管理の支援も行う。

2つめは、パネル点検(ホットスポット探査)サービス。飛行ロボットに備わった可視カメラと赤外線カメラにより、ホットスポット発生の疑い箇所を短時間で発見できるようになる。

これまでALSOKは、メガソーラー発電事業の安定的な運営をサポートするリスクコンサルティングサービスや、監視カメラやセンサーを活用して施設を守る機械警備サービスを提供してきた。現在、メガソーラー施設に対するALSOKの警備サービスのシェアは、約70%に達しているという。

全国各地でメガソーラー施設が稼動しており、2014年3月に稼動件数は1,000件を越え、今後も施設の増加傾向は継続する見込み。事業者にとっては、広大な敷地を有する施設を効率的に維持管理する手法の開発が今後の課題となることから、ALSOKではドローンを活用した施設管理支援サービスの開発や実証実験を進めていたという。


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