2014年11月28日金曜日

イギリスでドローンと航空機がニアミス

『Daily Mail』紙が報じた同委員会の報告によると、定員74席の旅客機「ATR 72」から「80フィート(約24m)以内」の距離を、クアッドコプター1機が「意図的に」飛行したという。

問題のドローンは、その飛行経路と高度から、着陸する旅客機との衝突を意図したものだろうと同委員会は述べている。

報告には、ATR 72のパイロットと航空管制塔との通信内容が含まれている。その中で管制は、問題の赤と白の航空機がおそらくクアッドコプターであるとし、「付近で数回目撃されている」と述べている。

英国で事件が報告された少し前の2014年3月には、米国でも、フロリダ州タラハシーの空港近くで、旅客機と、「迷彩色にペイントされた」ドローンが衝突しそうになる出来事があった(日本語版記事)。この時は高度が600mを超えていたという。

2つの事件とも、問題のドローンも、その操縦者も見つかっていない。高性能ドローンが手ごろな値段になっており、ヨセミテ国立公園に墜落した事故など、その無計画な飛行の報告が世界中で増加している。


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